米原パッシブハウスで日経BP社の現地取材が9月12日にありました。
施主に聞きましたら引っ越しはまだなので9月16日までならOKとの事で、現地取材の了解をいただきました。
日経BP社と言えば、あのニッケイです。いっぱい雑誌を出ている会社ですので大変びっくりしました。
掲載されたのは2016年10月22日発行の日経ホームビルダーNo209です。
タイトルは「かっこいい低炭素住宅」と言うコーナーで、毎月1件紹介されています。
主旨はタイトルの意味どうりで「かっこいい」+「低炭素住宅」ということですから
逆に言えば、「かっこいい」+「低炭素住宅」+あまりない・・・という事でしょうか。
「低炭素住宅」と言うのがあまりなじみがない方がおられると思いますが、
大きく言えば断熱性を向上して、設備機器を含めてCO2排出量削減に貢献する住宅です。
国が決めた制度上の名前です。他には「長期優良住宅」があります。
今回はパッシブハウス基準で計画しているので、低炭素基準でいえば
国基準(外皮の平均熱還流率)UA値=0.87W/m2Kに対して米原パッシブハウスはUA値=0.14W/m2Kです。
外壁の熱移動が約6分の一という性能です。
取材に来られた方も、「今まで取材してきて最高の数値です。」とおっしゃってました。
そして日本の基準の一次エネルギー消費量は基準88.1GJ/戸・年に対して
米原パッシブハウスは43.1GJ/戸・年です。
約半分です。それだけ消費エネルギーが少ないのがパッシブハウス基準だという事が今回あらためてよくわかりました。
この住宅では年間平均42円/日の電気代で冷暖房が出来るという試算でやっていますので
毎月1300円なら倹約せずに冷暖房のスイッチをいれられるでしょう。という事です。
毎月1300円倹約しなければ、熱中症にならなくて済むし、寒いこともないし、夜も快適に安眠出ると思います。
本当は
①省エネルギーの為に
②家を作る。
のではなくて、
①健康的で安全快適な家を作るために
②光熱費が高いと払えないので
③省エネルギーの家を作っている
が正解です。
記事はこちらです。
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