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90秒でわかるパッシブハウス
パッシブハウスの特徴を書き出してみます。
壁、床、屋根 ・・・高断熱と高気密で冬は暖気を、夏は冷気を逃がしません。
熱の橋をなくす・・・今までの家には「熱橋」がたくさんあり、いっぱい熱が逃げています。
高性能な複層窓・・・南向きの大きな窓は冬は太陽熱を取り込む暖房になります。
・・・北側の高い窓は、夏の熱気を逃がす道に利用します。
窓の向き ・・・冬には太陽の光を取り入れ、夏には遮ることが大切です。
計算された庇 ・・・冬の低い太陽は、庇をくぐり抜けて、家を暖めます。
・・・夏の高い太陽は、庇に遮られ、家を涼しく保ちます。
熱交換換気装置・・・空気はいつもきれいにして、熱だけリサイクルします。
どうすればパッシブハウスになるのか。
建設地の気象条件・標高・近隣の建物配置入力に始まり建物を建築する前に建物を立体的に数値入力します。
1回でパッシブハウス基準にはなりませんので、窓の大きさを変えたり、ガラスの性能を変えたりします。
あれこれ検討し、修正を重ねた結果うまくいけばパッシブハウス基準内であることを着工前に確認します。
施工中の検査により施工データーを入力し、計算します。足切りがありますのでこの時点でアウトにならないようにキッチリした施工が重要です。
完了後の検査により施工データーを入力、計算します。
パッシブハウスジャパンに認定申請をします。
と今までの5~?倍くらい手間暇と注意力が必要です。
計算はパッシブハウスプランニングパッケージ(PHPP)と言うソフトに入力します。
又、デザインPH(designPH)というソフトも使います。
設計するのも、エネルギー計算するのも、施工するのも、とっても技術が必要です。
パッシブハウス認定されれば、冷暖房にほとんどお金を使わない、快適な家が出来ます。
パッシブハウスにしたい場合。
「パッシブハウスにしてください。」と言えばいいだけです。
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